真言宗 光明寺

大阪府守口市八雲北町2丁目23-20

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大阪府 守口市 八雲北町の真言宗、光明寺

当寺院は真言宗御室派(総本山仁和寺)の末寺です。寺伝によりますと、大同元年(806年)空海(弘法大師)の開基と伝えられ、八雲神社の宮寺で数ヶ寺の伽藍があり、そのひとつ歓喜院が残り光明寺となりました。
本尊の「木造十一面観音立像」は守ロ市内に残る最古の仏像で、国の重要文化財の指定を受けております。右手を下げ、左手を上げ蓮華瓶を持つ、俗にいう長谷式の十一面観音像であります。材質は樟の一本造りで総高112.7cmあります。両手先や持物・宝冠・台座などは江戸時代の後補ですが、像の主体部はよく当初の面影をとどめ、藤原時代(10世紀)の彫像として守□市を代表する文化財であります。
本堂正面の額の「施無畏」は観世音菩薩の異名で衆生を保護して、畏怖の心をなくさせる仏様という意味です。